はじめに
庇(ひさし)は、雨や日差しから玄関や窓を守る大切な部分ですが、経年劣化により雨漏りや腐食が起きることがあります。特に木製の庇は、放っておくと構造自体が傷んでしまい、大掛かりな修繕が必要になるケースも。
この記事では、実際の庇の修理現場の写真とともに、工程ごとのポイントをわかりやすく解説します。DIYで挑戦したい方や、修理を検討中の方の参考になれば幸いです。
目次
- 庇の修理が必要なサインとは?
- 【STEP1】既存屋根材・下地の撤去
- 【STEP2】下地の補強と新設
- 【STEP3】防水シートの設置
- 【STEP4】金属屋根の取り付け
- 修理にかかる費用と期間の目安
- DIYと業者依頼のメリット・デメリット
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- お問い合わせ・無料見積もりのご案内
1. 庇の修理が必要なサインとは?
以下のような症状が見られる場合は、庇の修理を検討しましょう。
- 雨の日にポタポタと水が垂れる
- 木材が黒ずんでいる、カビがある
- サビや腐食が目立つ
- 強風時にバタバタと音がする
- 屋根材が剥がれたり浮いたりしている
これらの症状を放置すると、雨漏りや外壁の劣化につながる可能性があります。
2. 【STEP1】既存屋根材・下地の撤去
まずは、古くなった屋根材と下地を撤去します。以下の写真では、長年使われた合板が黒ずみ、一部腐食している様子が見られます。

この状態を放置すると、断熱材や柱にまでダメージが及ぶ恐れがあります。早めの対処が肝心です。
3. 【STEP2】下地の補強と新設
撤去後は、新しい木材で下地を補強・新設します。

構造をしっかり整えることで、将来的なゆがみやズレを防ぐことができ、施工の精度が仕上がりに直結します。
4. 【STEP3】防水シートの設置
次に行うのが「防水シート」の施工です。屋根材の下に防水層を設けることで、雨水の侵入を防ぎます。

重ね幅や端の処理が甘いと雨漏りの原因になるため、勾配が少ない庇では特に注意が必要です。
5. 【STEP4】金属屋根の取り付け
仕上げに金属屋根(ガルバリウム鋼板)を取り付けます。見た目もスッキリ、美しく仕上がりました。

雨や紫外線にも強く、耐久性とメンテナンス性に優れた仕上がりです。
6. 修理にかかる費用と期間の目安
- 費用:約5万円〜15万円
- 工期:半日〜2日程度
DIYでも可能ですが、高所作業・構造補強が伴うため、安全面を考えると専門業者に依頼するのが安心です。
7. DIYと業者依頼のメリット・デメリット
🔧 DIYのメリット
- 材料費のみでコストを抑えられる
- 自分のペースで進められる
🔧 DIYのデメリット
- 高所作業によるリスク
- 施工精度や防水性能に不安が残る
🛠 業者依頼のメリット
- 確実な施工と安全性
- 工期が短く、保証がつくケースも多い
8. よくある質問(FAQ)
Q. 庇の寿命はどれくらいですか?
A. 木製の庇は約10〜15年、金属製は20年以上が目安です。
Q. 雨漏りしてから修理しても大丈夫ですか?
A. 早めに対応すれば部分修理で済みます。放置すると構造まで傷む恐れがあります。
9. まとめ
庇は普段あまり注目されにくい場所ですが、雨や日差しから家を守る大切な存在です。定期的な点検と、適切なタイミングでの修理で、安心・快適な住まいを保ちましょう。
10. お問い合わせ・無料見積もりのご案内
「庇が古くなってきた」「雨漏りが心配…」という方は、お気軽にご相談ください!
✅ 現地調査・お見積りは無料で承っております。
📞 雨漏り修理は「やねのヤマムラ」へ!
「なんか最近天井にシミが…」
「雨の日、ポタポタ音がしてる気がする…」
そんなときは、放置せずにまずはご相談ください。
小さな違和感が、大きな修理費用につながる前に。
🛠 やねのヤマムラ(ヤマムラ板金合同会社)
📍 新潟市秋葉区金屋536-5
📞 フリーダイヤル:0120-828-065
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